こんなの初めて見ました!ヒラコウラベッコウガイ

石垣島北部移住

2017年11月10日 10:04


昨日ハナと散歩していたら、道路のど真ん中に変な生き物を見つけました
なんだこれ カタツムリ ナメクジ


背中にはこんな甲羅のような、貝殻のようなものがくっついていました。


警戒して体を引っ込めた様子を、横から撮影してみました。
こうやってみるとカタツムリのような…。


甲羅の部分は本当に貝殻のようで、模様もあって綺麗だな〜とも思えます。
早速調べてみました。


この生き物はヒラコウラベッコウガイと言うそうです
体長2〜4cm程です。ベッコウマイマイ科の生き物だそうです。
カタツムリのように、この甲羅の中に全身をしまうことはできないようです。
平常時はこのように甲羅の部分が綺麗に見えますが、
移動する時は肉質の外套膜が甲を覆ってしまい、見えなくなるそうです。
そうなると、背中の部分が変に盛り上がったナメクジ
といった感じになるのだとか。ちゃんと甲羅が見えている時でよかった

本来は東南アジアに分布している生き物だそうですが、
観葉植物に付着するなどして持ち込まれた個体が定着。
今では南西諸島でも見られる生き物になったそうですよ。
そんな生き物を「移入種」というそうです。
1986年に沖縄本島の名護市で見つかったのが、国内最初の発見例だそうです。
現在は、平地を中心に沖縄島内での分布を広げていて、
人家周辺や耕作地、林の林縁部などで見かけるようですが、
実際に探そうとすると、なかなか見つからないレアな生き物のようです。

ナメクジやカタツムリは好きじゃないけれど、
珍しい生き物に出会えるとやっぱり嬉しいです
ここのところ雨が多いので、会えたのかもしれませんね。

夜になると、アシヒダナメクジと言う大きなナメクジも
よく見かけるようになりました。体長5〜8cm位あります。
(ナメクジというより、どちらかというと汽水域に生息する
イソアワモチやドロアワモチの近縁だそうです。)
熱帯地方に多くみられ、奄美大島以南に分布している外来種です。
沖縄では本土復帰の頃に、定着したようです。
こちらはあまり見た目が良くないので、写真はやめておきます

今日は今のところ晴れていますが、徐々に天候は下り坂に。
夜には雨が降る予報となっています。まだまだ気温は平年より高めです。
今も裏の林では、セミが騒がしく鳴いています。

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