2014年11月05日

トマトの産毛

トマトの産毛

庭で大きな鉢に植えて育てているトマト
一週間位咲いていた花がようやく枯れ、いつになったら実が出てくるのか
毎日チェックしておりますが、なかなか実らしきものが出てきませんガ-ン
時間がかかるものなんですね~汗 でもヘタの部分は大きくなっているし、
元気いっぱいに広がっているので、そのうち実がつくだろうと思って見ていますおすまし
実が付き始めると心配になってくるのは、虫びっくり!!
鳥も心配ですが、ネットをかければだいたいは大丈夫!
でも虫は、特にアリは小さくて、どんな隙間でも入ってくるので防ぎようがありませんタラ~
アセロラは、半分以上がそんなアリ達の被害に遭いましたぐすん

トマトの産毛

先日堆肥だけでは肥料が足らないかな~と思い、油粕を足したのです。
今思うと、余計なことをしてしまいましたダウン
油粕の周りにアリ達が寄ってきて、土の表面はアリの巣穴みたいな穴だらけにがーん
トマトも青いうちからアリに食べられてしまうんじゃないか・・・と心配していたら、

トマトの産毛

アリ達はあちらこちらで身動きが取れない状態になっていましたびっくり!
この写真よりもっと沢山のアリ達(20~30匹位)が捕まっていたこともあります。

トマトの産毛

これはトマトの茎や葉に見られる産毛のような毛のおかげびっくり!!

この産毛はトライコーム (訳すと毛状突起)と呼ばれているそうで、
植物の表皮細胞が伸びたものだそうです。
このトライコームの役割は、植物によって違ったりもしますが、
強い光に対する防御、強風時に気孔から過度に水分を失う事を防止する役割、
そして小さな害虫が、葉の本体に近づきにくくする役割などが言われています。
さらに、多くの植物で、トライコームは特殊な物質を貯めていると言われ
トマトのトライコームにも害虫を寄せ付けない成分が入っているのだそうですアップ

トマトの茎や葉を触ると、トマトの臭いだな~と思う特殊な香りが強くなります。
その匂いも、害虫を寄せ付けない成分と関係あるかもしれませんねおすまし

トマトもナス科の植物ですが、ナス科のいくつかの植物では、
トライコームの揮発成分が、害虫を補食する昆虫を誘引するんだそうですよびっくり
芋虫が植物の葉をかじると揮発性分が広がり、
芋虫を補食する昆虫が寄ってくるのだそうです。
植物にとっても、植物を食べる芋虫を補食する昆虫にとってもありがたい話ですねピース

産毛が気になって調べてみたら、そんなことがわかりました。
ちょっと安心しましたし、いい勉強になりました♪赤

実が大きくなったら、鳥に食べられないよう気をつけますあかんべー

トマトの産毛

最近はイシガキヒヨドリ が、アセロラを食べて困っているんですよ汗
大きな実を口にくわえているでしょ!この後あっという間に飲み込んじゃいました。びっくり!
でもアセロラの木は大きすぎて、鳥よけネットを張るには大変!
だから諦めています。沢山実もついていることですし、まだ花も咲いていますので、
こちらはアリや鳥たちと、一緒にいただくことにしますニコニコ

トマトの産毛

今日も石垣島はいいお天気で、青空が広がっています晴れ
鉢で育てているブーゲンビリア が、綺麗に花を咲かせています。

ぺンションコーラルフィッシュ ホームページ http://www.thida.net/pension/coralfish/



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Posted by 石垣島北部移住 at 15:32│Comments(0)庭の植物
 
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